保育士の転職相談｜保育観が合わないときの対処法を紹介！

上司や同僚と保育観が合わない…。

どうしよう。

このような悩みを解決します。

この記事では、保育観について悩んでいる保育士に向けて「保育観が合わないときの対処法」をご紹介していきます。

後半部分では「保育観の合った保育園に転職する方法」や「保育観の違う保育士と良い人間関係を築くコツ」を紹介していますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。

【目次】
保育士の転職相談｜保育観とは？
保育士の転職相談｜保育観が異なるとストレスになる？
保育士の転職相談｜保育観の具体例
保育士の転職相談｜保育観が合わないときの対処法
保育士の転職相談｜保育観の合った保育園に転職する方法
保育士の転職相談｜保育観の違う保育士と良い人間関係を築くコツ
保育士の転職相談｜保育観が合わなくて退職する際の注意点
保育士の転職相談｜保育観に正解はない
まとめ

 

 

保育士の転職相談｜保育観とは？

まずは、保育観について説明します。

保育観とは、「子供を保育するうえで大切にしたい価値観」のこと。

「子ども観」と呼ばれることもあります。

保育士たちは同じ学校で保育について学ぶこともありますが、その感じ方は個々に異なります。

そのため、保育士たちの保育観は必ずしも一致するわけではありません。

保育観は個々の価値観に基づいて形成されるため、保育士の数だけ保育観も異なるといえるでしょう。

 

 

保育士の転職相談｜保育観が異なるとストレスになる？

保育園の方針と自分の保育観が合っているかということは、働く上では重要なポイントになります。

自分の保育観と保育方針が大きく異なっていると、子供との関わり方に迷い、働きづらさを感じることも少なくありません。

したがって、保育職に転職を考える際には、自身の保育観を明確にし、それに合った求人や環境を選ぶことが重要です。

 

 

保育士の転職相談｜保育観の具体例

保育観には、どんなものがあるのでしょうか。

ここでは、保育観の例をご紹介していきます。

自分の保育観がまだ定まっていない方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

【保育士の転職相談｜保育観の具体例1】子供の可能性を引き出す

保育観の例1つ目は『子供の可能性を引き出す』です。

子供たちは無限の可能性を秘めています。

そのため、保育士の中には、子供の持つ無限の可能性を信じ、「その成長をサポートしたい」と考える方がいます。

子供の可能性を引き出す保育観は、子供たちが豊かな人生を送り、将来の社会で活躍するために不可欠な要素だといえるでしょう。

 

【保育士の転職相談｜保育観の具体例2】子供を一番に考えて行動する

保育観の例2つ目は『子供を一番に考えて行動する』です。

保育士という仕事は、子供の命を預かる責任が重いです。

そのため、子供を一番に考えて行動する保育観を持つ人は多いようです。

「子供を一番に考えること」は当然のことのように感じられますが、集団生活の中では非常に困難です。

したがって、子供を一番に考えて行動することは、保育士にとって重要な保育観だといえます。

 

【保育士の転職相談｜保育観の具体例3】コミュニケーションを大切にする

保育観の例3つ目は『コミュニケーションを大切にする』です。

保育という仕事は、子供と関わるだけでなく、職場の保育士さんや保護者とのコミュニケーションも大切です。

それぞれと連携を取って進めることで、よりよい保育を提供することに繋がります。

そのため、子供や、保護者とのコミュニケーションを十分に取るという考えも、大切な保育観だといえるでしょう。

 

【保育士の転職相談｜保育観の具体例4】子供が安心して生活できる環境を整える

保育観の例4つ目は『子供が安心して生活できる環境を整える』です。

子供が快適な保育園生活を送るには、子供一人ひとりに合った保育を行うだけでなく、安心できる環境をつくることも大切です。

そのため保育士の中には、「子供たちが安心して生活を送れるような環境を作りたい」といった保育観を持つ方もいます。

日中の長い時間を保育園で過ごす子供たちにとって、保育園は第2の家になります。

したがって、子供にとって安心できる居場所をつくることは非常に大切な要素だといえるでしょう。

 

【保育士の転職相談｜保育観の具体例5】待つ時間を大切にする

保育観の例5つ目は『待つ時間を大切にする』です。

子供は大人とは違い、一つひとつのことを終えるまでにとても時間がかかります。

特に新しいことに挑戦するときには、多くの時間をかけてやっとできるようになります。

そのため、その時間を保育士が根気強く待てるかは、子供の成長にとって大きな意味を持ちます。

このような理由から、「待つ時間を大切にする」ということは、保育士にとって重要な保育観の一つだといえます。

 

【保育士の転職相談｜保育観の具体例6】たくさん褒める

保育観の例6つ目は『たくさん褒める』です。

褒めることは、子供たちの自己肯定感や自己価値感を高め、自信を養います。

そのため、保育士の中には『たくさん褒めること』を大切にしている方がいます。

子供たちの成長を促し、学びに対する積極的な姿勢を育むためには、積極的な褒め言葉が重要な要素となるでしょう。

 

※保育観の例について詳しく知りたい方は「保育士さんの保育観とは？保育観の例＆違いを感じたときの対処法を紹介」や「新しく入った保育園の保育観が合わない。一度転職してからすぐに転職しても大丈夫？」、もしくは「保育観とは？何を大切にすれば良い」や「仕事選びで一番大切にしたいのは保育観」をご覧ください。

 

 

保育士の転職相談｜保育観が合わないときの対処法

ここからは、「保育観が合わないときの対処法」をご紹介していきます。

「保育観が合わない…」と悩んでいる方は、ぜひ下記の内容を参考にしてくださいね。

 

【保育士の転職相談｜保育観が合わないときの対処法1】他の保育士の保育観を理解する

保育観が合わないときの対処法1つ目は『他の保育士の保育観を理解する』です。

異なる保育観を理解することで自身の視野が広がり、新たな発見があるかもしれません。

ですので、まずは他の保育士の保育観を理解することから始めてみるといいでしょう。

「保育士の保育観について解説しているサイト」でも同様のことを伝えています。

 

【保育士の転職相談｜保育観が合わないときの対処法2】意見交換を行う

保育観が合わないときの対処法2つ目は『意見交換を行う』です。

保育観が合わない場合は、お互いの保育観について率直に話し合うことが重要です。

相手の視点に耳を傾けながら意見を交換することで、共通点や理解できる部分を見つけることができるかもしれません。

保育観が異なる場合でも、お互いに「子供が第一」という共通認識を持っていると思いますので、積極的に話し合ってみることをおすすめします。

「保育観が合わない保育士と上手くやるポイント」や「保育士の保育観とは？保育観や方針が合わない際の対処法」でも同様のことを伝えていますよ。

 

【保育士の転職相談｜保育観が合わないときの対処法3】保育観を見直す

保育観が合わないときの対処法3つ目は『保育観を見直す』です。

自身の保育観を客観的に振り返り、なぜ相手と異なるのかについて考えることも重要です。

自分の保育観を客観的に見つめることで、相手の保育観を理解することができるかもしれません。

「上司や同僚と保育観が合わない…」と悩んでいる方は、新たな視点を得るためにも、自身の保育観を見直してみることをおすすめします。

「保育士が保育観を問われる意味と私自身の考え方」でも同様のことを伝えていますよ。

 

【保育士の転職相談｜保育観が合わないときの対処法4】上司に相談する

保育観が合わないときの対処法4つ目は『上司に相談する』です。

保育観について悩んでいるときは、信頼できる上司に相談してみるといいでしょう。

上司に対して保育観の相違を話し、助言を求めることは非常に重要です。

上司は経験豊富であるため、適切なアドバイスや解決策を提供してくれると思います。

ですので、保育観が合わない場合は一人で悩まず、信頼できる上司に相談することをおすすめします。

「「保育観が合わない…」さまざまな保育観から見る解決のヒントと、自分らしい保育の在り方」でも同様のことを伝えていますよ。

 

【保育士の転職相談｜保育観が合わないときの対処法5】視点を変えて考える

保育観が合わないときの対処法5つ目は『視点を変えて考える』です。

相手の保育観に疑問を持ったときは、少し違った目線で見てみることも大切です。

視点を変えることで、自分の中にはない相手の考え方が見えてくることもあります。

「上司や同僚と保育観が合わない…」と悩んでいる方には、少し異なる視点で考えてみることをおすすめします

 

【保育士の転職相談｜保育観が合わないときの対処法6】転職する

保育観が合わないときの対処法6つ目は『転職する』です。

保育士さん同士が保育観に違いを感じると、それをきっかけとして人間関係のトラブルに発展することもあります。

したがって、「上司や同僚と保育観が合わない…」と感じている方には、転職をおすすめします。

「保育士の保育観とは？具体例や保育観が合わないときの対処法」や「保育観の違いに耐えられなくなった｜保育士辞めたいアンケート」や「【保育士辞めたい】人間関係の悩み、保育観の不一致、給料の低さ」でも同様のことを伝えていますよ。

 

 

保育士の転職相談｜保育観の合った保育園に転職する方法

続きましては、「保育観の合った保育園に転職する方法」をご紹介します。

自分の保育観と合った保育園を勤務先に選ぶことは、保育士として充実した日々を送るために欠かせません。

ですので、転職を考えている方は、ぜひ下記の内容を参考にしてくださいね。

 

【保育士の転職相談｜保育観の合った保育園に転職する方法1】職場見学をする

保育観の合った保育園に転職する方法1つ目は『職場見学をする』です。

転職をする際は、まず興味のある保育園を訪れ、職場の雰囲気や保育スタイルを肌で感じることが重要です。

園の様子を自分の目で見ることで、求人情報やホームページからでは分からない、園の雰囲気をつかむことができるでしょう。

「保育観とは？保育士同士で違う、あわない場合の対処法を解説！」や「「主任との保育観が違って…」保育士の転職体験談」でも同様のことを伝えています。

 

【保育士の転職相談｜保育観の合った保育園に転職する方法2】園長に保育方針を聞く

保育観の合った保育園に転職する方法2つ目は『園長に保育方針を聞く』です。

園長先生に、保育方針について質問することは非常に重要です。

保育方針を知ることで、日々の保育内容が明確になり、保育観の合致度合いを判断することができます。

また、園長との対話を通じて、園長先生の人柄や価値観も理解することができます。

転職を検討する際には、自身の保育観と一致している保育園を見つけるために、積極的に園長との面談を行ってくださいね。

「保育観が合わない先生との仕事…価値観の押し付け合いの解決方法」や「保育観の違いに疑問を感じ公立から私立へ転職をしました」でも同様のことを伝えています。

 

【保育士の転職相談｜保育観の合った保育園に転職する方法3】転職エージェントに登録する

保育観の合った保育園に転職する方法3つ目は『転職エージェントに登録する』です。

転職エージェントは、求人の紹介から入職まで、あらゆる段階でサポートを提供してくれるサービスです。

転職エージェントに登録すると、専任のキャリアアドバイザーがつき、応募先保育園の詳細情報を教えてくれます。

そのため、転職の成功率が格段に向上します。

転職を成功させるためにも、ぜひ転職エージェントを活用しましょう。

なお、転職エージェントを利用するメリットには以下のようなものがありますよ。

 

＜条件交渉を代行してくれる＞

転職エージェントは転職に関する相談だけでなく、条件交渉も行ってくれます。

転職エージェントが間に入ってくれることで、直接は言いづらい「年収」や「入社日の調整」などを、スムーズに行うことができますよ。

 

＜非公開の求人情報を紹介してくれる＞

転職エージェントは、通常の求人サイトなどでも募集される一般求人に加え、一般には公開されていない「非公開求人」を豊富に取り扱っております。

そのため、一人で転職活動をするよりも「自分にマッチする仕事」が見つかりやすいです。

非公開求人に応募できることは、転職エージェントを利用するメリットだといえるでしょう。

 

＜保育園との調整を担当してくれる＞

転職エージェントに自分の「希望」や「条件」を伝えるとマッチする求人を紹介してくれます。

そのため、転職活動にかかる手間や時間を大幅に減らすことができます。

また、その他にも、面接日程などのスケジュール管理をしてくれたり、企業とのやりとりを代行してくれたりなど、企業との調整を担当してくれます。

ですので、転職エージェントを活用すれば、転職活動をラクに進めることができますよ。

 

＜履歴書や職務経歴書のクオリティが上がる＞

転職エージェントは「履歴書」や「職務経歴書」の作成を手伝ってくれます。

基本的な書き方はもちろん「どんな内容にすればいいのか」「どんなことを書くと採用担当者の目に留まるのか」など、細かくアドバイスをくれます。

転職エージェントを活用すれば、書類審査に通りやすい書類を簡単に作成することができますよ。

 

＜過去のデータを活かしたアドバイスが受けられる＞

転職エージェントでは過去に面接を受けた方のデータが集められています。

内定を受けられなかった方に対しても応募先からのフィードバックを受けていますので、「何が悪かったのか」という情報も収集しています。

そのため、過去のデータを基に「最適な受け答えの仕方」や「注意するポイント」など、細かくアドバイスしてくれますよ。

 

【保育士の転職相談｜保育観の合った保育園に転職する方法4】口コミを確認する

保育観の合った保育園に転職する方法4つ目は『口コミを確認する』です。

口コミには、実際の「保育園の様子」や「保育士の姿」が書かれています。

したがって、転職する際は、保育園の口コミを確認してください。

口コミを通じて保育園の評判を確認し、自身の保育観に合った転職先を見つけてくださいね。

「保育方針が合わない？転職するべき3つの理由【保育園の選び方】」でも同様のことを伝えています。

 

【保育士の転職相談｜保育観の合った保育園に転職する方法5】実習に参加する

保育観の合った保育園に転職する方法5つ目は『実習をさせてもらう』です。

転職を考える際は、「実際に保育園で働く体験をすること」をおすすめします。

保育園見学だけではなく、実習をさせてもらうことで、保育の様子をより詳しく知ることができます。

ですので、転職前にできるだけ実習に参加することをおすすめします。

自身の保育観と一致し、働きやすい環境であるかを判断する上で、実習は貴重な経験となるでしょう。

「悩ましい保育観の違いが転職して園を変えたら改善」でも同様のことを伝えています。

 

【保育士の転職相談｜保育観の合った保育園に転職する方法6】面接で保育観を伝える

保育観の合った保育園に転職する方法6つ目は『面接で保育観を伝える』です。

保育観の合った保育園に転職するためには、面接が非常に重要です。

面接の際には、自身の保育観を明確に伝えることがポイント。

ミスマッチを起こさないためにも転職面接では、しっかりと保育観を伝えてくださいね。

面接を通じて保育園との相性を確認し、自身の保育観に合った転職先を見つけましょう。

 

 

保育士の転職相談｜保育観の違う保育士と良い人間関係を築くコツ

ここでは、「保育観の違う保育士と良い人間関係を築くコツ」をご紹介していきます。

職場の人間関係で悩んでいる保育士さんは、ぜひ参考にしてくださいね。

 

【保育士の転職相談｜保育観の違う保育士と良い人間関係を築くコツ1】元気に挨拶をする

保育観の違う保育士と良い人間関係を築くコツ1つ目は『元気に挨拶をする』です。

コミュニケーションは挨拶から。朝の挨拶を気持ちよく行えば、話しかけやすい雰囲気を出すきっかけになるでしょう。

また朝の挨拶だけでなく「失礼します」「お疲れ様です」など、しかるべきタイミングで声がけすることも大切です。

挨拶をすればコミュニケーションが円滑になりますので、しっかりと行いましょう。

 

【保育士の転職相談｜保育観の違う保育士と良い人間関係を築くコツ2】笑顔で接する

保育観の違う保育士と良い人間関係を築くコツ2つ目は『笑顔で接する』です。

笑顔は人間関係を良くする上では必須。笑顔を嫌がる人はいません。

忙しいときは、つい忘れがちになりますので、常に笑顔を心掛けましょう。

 

【保育士の転職相談｜保育観の違う保育士と良い人間関係を築くコツ3】妥協点を見つける

保育観の違う保育士と良い人間関係を築くコツ3つ目は『妥協点を見つける』です。

自分の保育観に合わないからと言って相手の保育を否定してしまえば、チームでの保育は成り立ちません。

双方が譲り合い、相手の意見やアプローチに対して柔軟な姿勢を持つことが重要です。

妥協点を見つけることで、共通の目標を達成し、バランスの取れた保育環境を築くことができるでしょう。

「複数担任の保育士同士、お互いの保育観が合わない場合はどうしたら良い？」でも同様のことを伝えていますよ。

 

【保育士の転職相談｜保育観の違う保育士と良い人間関係を築くコツ4】丁寧な対応を心掛ける

保育観の違う保育士と良い人間関係を築くコツ4つ目は『丁寧な対応を心掛ける』です。

日頃から丁寧な対応を心掛けることは、良い人間関係を築く上で大切です。

些細なメールのやり取りや、仕事を頼む時の対応は必ず丁寧にしましょう。

 

【保育士の転職相談｜保育観の違う保育士と良い人間関係を築くコツ5】悪いときはすぐに謝る

保育観の違う保育士と良い人間関係を築くコツ5つ目は『悪いときはすぐに謝る』です。

自分が間違ったときや、相手に失礼なことをしたときは素直に謝りましょう。

きちんと謝ることで相手に誠実な印象をアピールできます。

一方、謝らなければ相手から嫌われて、良い関係は築けません。

何か間違ったことをしたときは意地を張らずに「ごめんさない」と素直に謝りましょう。

 

【保育士の転職相談｜保育観の違う保育士と良い人間関係を築くコツ6】感謝の気持ちを声に出す

保育観の違う保育士と良い人間関係を築くコツ6つ目は『感謝の気持ちを声に出す』です。

良い人間関係を築く上で、意外と忘れがちなのが感謝。

感謝を忘れていると、相手はどんどんあなたから離れてしまいます。

ですので、感謝することを忘れてはいけません。

相手が何か手伝ってくれたときなどは、必ず感謝の言葉を述べましょう。

 

 

保育士の転職相談｜保育観が合わなくて退職する際の注意点

ここでは、「保育観が合わなくて退職する際の注意点」をご紹介します。

円満に退職したい方は、このポイントを意識してくださいね。

 

【保育士の転職相談｜保育観が合わなくて退職する際の注意点1】伝える相手を間違えない

退職する際の注意点1つ目は『伝える相手を間違えない』です。

退職の意思を伝える順番は、まずは直属の主任に伝えるのがベスト。

園長には、主任に伝えたあとに自ら伝える時間を取ってもらうようにしましょう。

主任だけに伝えておくと「園長が聞いていない」などの理由で退職を受け入れてくれないケースもありますよ。

なお、当たり前のことですが、メールで伝えるのは失礼に当たります。

円満に退職したい方は、必ず会って伝えましょう。

 

【保育士の転職相談｜保育観が合わなくて退職する際の注意点2】子供たちに配慮する

退職する際の注意点2つ目は『子供たちに配慮する』です。

子供たちにとって先生がいなくなることは寂しいもの。

大好きな先生なら尚更です。子供たちの中には不安になってしまう子もいると思います。

ですので、退職する際は園長先生に相談し、子供たちへの伝え方を考えましょう。

なお、子供たちにはこれまでと変わらない「態度」と「笑顔」で接してくださいね。

 

【保育士の転職相談｜保育観が合わなくて退職する際の注意点3】嘘をつかない

退職する際の注意点3つ目は『嘘をつかない』です。

当然のことですが、嘘をつくことはいけません。

「妊娠」「家族の介護で実家に帰る」「健康上の問題」など、保育園が受理せざるを得ないような嘘はつかないようにしましょう。

保育園は横の繋がりもありますので、他の園に転職する際に困るかもしれません。

なお、言いづらい退職理由の場合は「一身上の都合により」とだけ説明し、詳しく伝える必要はないですからね。

 

【保育士の転職相談｜保育観が合わなくて退職する際の注意点4】余計なことは話さない

退職する際の注意点4つ目は『余計なことは話さない』です。

嘘の退職理由を伝えることはいけませんが、言わないことは大丈夫。

決して悪いことではありません。

もちろん、聞かれた際には答える必要がありますが、そうでない限り、余計なことは言わないほうが無難でしょう。

 

【保育士の転職相談｜保育観が合わなくて退職する際の注意点5】最終出勤日まで責任をもって働く

退職する際の注意点5つ目は『最終出勤日まで責任をもって働く』です。

当たり前ですが、退職日までは保育士としての責任があります。

辞めるからといって投げやりになってはいけません。

他の保育園に転職する場合は尚更です。

保育園は横の繋がりもありますので注意しましょう。

最終出勤日まで責任をもって業務を遂行することが円満退職に繋がりますよ。

 

【保育士の転職相談｜保育観が合わなくて退職する際の注意点6】しっかりと引き継ぎを行う

退職する際の注意点6つ目は『しっかりと引き継ぎを行う』です。

退職までに引き継ぐべきことは、リストアップをしながらきちんと進めるようにしましょう。

他の保育士に迷惑をかけないためにも、クラスの様子、子供一人ひとりの性格なども書いておくと、次の担当者の助けになりますよ。

なお、引継ぎはノートを作成しておくとスムーズにできますよ。

以下、引継ぎノートのポイントです。

 

＜保育士の転職相談｜引継ぎノートの内容１＞クラスの子供

子供の名前や読み方、好き嫌いなどの基本情報を詳しくまとめておくとよいでしょう。

アレルギー・疾患経験といった健康に関する情報や、言葉の発達についてなど、注意してほしいポイントも書いておくと尚いいですよ。

 

＜保育士の転職相談｜引継ぎノートの内容2＞担当した行事

年間行事は、退職後に予定されている行事だけでなく、今年度担当した行事についても情報をまとめてください。

行事内容を全て引き継ぎすることで、後任の保育士は来年度も働きやすくなります。

 

＜保育士の転職相談｜引継ぎノートの内容3＞子供の保護者や家庭

年度途中までの勤務でも、保護者との付き合い方や家庭環境など、多くの点に気付けます。

保護者や家庭事情について気付いた情報は、なるべく引き継ぎましょう。

 

【保育士の転職相談｜保育観が合わなくて退職する際の注意点7】退職後のことを考えておく

退職する際の注意点7つ目は『退職後のことを考えておく』です。

退職する際は、その後のことを考えておく必要があります。

「退職してから考える」ではいけません。退職する際は、しっかりと計画を立ててから行動しましょう。

 

【保育士の転職相談｜保育観が合わなくて退職する際の注意点8】早めに退職の意思を伝える

退職する際の注意点8つ目は『早めに退職の意思を伝える』です。

一般的に、退職の意思を伝えるのは1ヶ月前とされています。

しかし、これはあくまでも目安。

保育士の場合は「後任の採用」や「業務の引継ぎ」を考えて、3カ月～半年前を目処に話すことをおすすめします。

退職の意思を事前に伝えることで、保育園はゆとりを持って後任を探したり、業務の引継ぎを進めることができますよ。

 

 

保育士の転職相談｜保育観に正解はない

保育観には個人の経験や価値観が反映されるため、正解は存在しません。

一人ひとりの保育者が異なる視点やアプローチを持っていて当然です。

したがって、「自分の保育観は間違っているかもしれない…」と不安に思う必要はありません。

自分自身が信じる保育の理念や価値観に基づいて行動することが何よりも大切です。

保育は日々の学びの連続であり、自分自身の成長と向き合いながら進んでいくものです。

自信を持って自己表現し、自身の保育観を大切にしてください。

あなたの独自のアプローチと情熱が、子供たちにとって特別な存在となるでしょう。

なお、「保育観が合わないから転職しようかな…」と考えている方には、転職エージェントの活用をおすすめします。

上述した通り、転職エージェントは、求人の紹介から入職に至るまでのあらゆる場面でサポートをしてくれるサービスです。

転職エージェントに登録すると、担当者（キャリアアドバイザー）がつき、求人紹介や選考対策に加えて「履歴書の作成」や「面接の練習」なども行ってくれます。

さらに、転職エージェントのキャリアアドバイザーは、人事担当者のみならず、現場の担当者やトップともパイプを持っていることが多いため、リアルな園の様子について聞くことができます。

保育士転職を成功させるためにも、ぜひ転職エージェントを活用しましょう。

 

 

まとめ

では、これまでの内容をまとめると

保育士の転職相談｜保育観とは？
保育士の転職相談｜保育観が異なるとストレスになる？
保育士の転職相談｜保育観の具体例
保育士の転職相談｜保育観が合わないときの対処法
保育士の転職相談｜保育観の合った保育園に転職する方法
保育士の転職相談｜保育観の違う保育士と良い人間関係を築くコツ
保育士の転職相談｜保育観が合わなくて退職する際の注意点
保育士の転職相談｜保育観に正解はない

以上になります。
最後まで読んでくださりありがとうございました。