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保育士転職コラム
保育士から異業種への転職｜コンサルティング業界をおすすめします

保育士から異業種への転職｜コンサルティング業界をおすすめします

保育士から異業種へのおすすめ

2023.04.07

保育士を辞めて異業種に転職したいけど…。　

やりたいことがない。どうしよう…。

このような方には「コンサルティング業界」をおすすめします。

コンサルティング業界とは、経営・戦略・会計など、企業の課題を解決するために、専門的なコンサルティング（相談・指導・企画・立案）を行っている業界。

保育士で培った「コミュニケーション能力」や「問題解決力」を存分に活かすことができます。

ですので、保育士から異業種への転職を考えている方にはコンサルティング業界をおすすめします。

この記事では、保育士から異業種への転職を目指す方に向けて「コンサルティング業界」をご紹介していきます。

後半部分では「コンサルティング業界で求められるスキル」や「コンサルティング業界への転職を成功させるコツ」をご紹介しておりますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。

保育士から異業種への転職｜コンサルティング業界とは？

はじめに、コンサルティング業界についてご説明します。

専門的な知識やノウハウを持った「コンサルタント」が企業から相談を受け、企画・立案を行い、経営戦略、事業開発、業務開発などをサポートし、企業の成長へと導く仕事を行っています。

※コンサルタントとは、コンサルティングを商品として提供する職業。

一方、コンサルティングとは、企業の経営課題に対して解決策を考え、課題解決・改善を手伝ったり、助言をしたりする仕事です。

つまり、コンサルティングが業務内容を指し、コンサルタントは「コンサルティングを行う人」を指すということです。

保育士から異業種への転職｜コンサルティング業界へ転職するメリットとは？

保育士がコンサルティング業界へ転職するメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。

ここでは、保育士がコンサルティング業界へ転職するメリットをご紹介します。

【保育士から異業種への転職｜コンサルティング業界へ転職するメリット1】身につけているスキルや専門性を生かすことができる

保育士がコンサルティング業界へ転職するメリット1つ目は『身につけているスキルや専門性を生かすことができる』です。

コンサルティング業界の仕事で、保育士としての「経験」や「スキル」を活かすことができます。

たとえば、保育士は子供たちと接することで「コミュニケーション能力」や「協調性」などのスキルを身につけています。

これらのスキルは、コンサルタントとしても重要なスキルであり、クライアントとのコミュニケーションやチームワークを円滑に進める上で役立ちます。

また、保育士が身につけている子供たちの発達に関する“知識”や“技術”は、クライアントの課題解決をする際に役立ちます。

このように保育士からコンサルタントへの転職は、これまでの経験やスキルを生かせると同時に、新しい環境での成長やキャリアアップの機会も得られるという、非常に魅力的な選択肢といえるでしょう。

【保育士から異業種への転職｜コンサルティング業界へ転職するメリット2】多様な人材との交流ができる

保育士がコンサルティング業界へ転職するメリット2つ目は『多様な人材との交流ができる』です。

コンサルティング業界は、多様な業種・業界のクライアント企業と接するため、幅広い業界知識や人脈を獲得することができます。

そのため、コンサルティング業界へ転職すると、おのずと人脈が増えるでしょう。

【保育士から異業種への転職｜コンサルティング業界へ転職するメリット3】新たな知識やスキルを習得できる

保育士がコンサルティング業界へ転職するメリット3つ目は『新たな知識やスキルを習得できる』です。

コンサルティング業界は、多様な業界や企業に対してビジネスの戦略やプロセス改善などのコンサルティングを提供するため、幅広い知識とスキルが求められます。

そのため保育士からコンサルティング業界へ転職することで、新しい分野の知識やスキルを身につけることができますよ。

【保育士から異業種への転職｜コンサルティング業界へ転職するメリット4】幅広い業務に携わることができる

保育士がコンサルティング業界へ転職するメリット4つ目は『幅広い業務に携わることができる』です。

コンサルティング業界では、クライアントの課題を分析し、解決策を提案する戦略コンサルティングから、業務プロセスの改善を行うオペレーションコンサルティングなど、多様なプロジェクトに携わることができます。

そのため、幅広い業務に携わりたい方におすすめです。

コンサルティング業界は保育士の仕事とは違い、多様な業種・業界のクライアント企業と接するため、きっと刺激的な日々を過ごせるでしょう。

【保育士から異業種への転職｜コンサルティング業界へ転職するメリット5】キャリアアップの可能性がある

保育士がコンサルティング業界へ転職するメリット5つ目は『キャリアアップの可能性がある』です。

コンサルティング業界には、実績に応じて昇進や昇給の機会があるため、能力や実績に応じた報酬を得ることができます。

たとえば、プロジェクトリーダーやマネージャーとしての経験を積むことで、高いポジションに昇格することが可能です。

また、コンサルティング業界では、クライアントからの評価や実績に応じて、独立系コンサルタントとしての活動に進むこともできます。

独立系コンサルタントは、クライアント企業との直接取引を行い、自身でビジネスを展開することができます。

このようなことからコンサルティング業界では、能力や実績に応じて高い“キャリアアップ”の可能性があるといえるでしょう。

保育士から異業種への転職｜コンサルティング業界で活躍できる理由とは？

保育士がコンサルティング業界で活躍できる理由は、保育士が持つコミュニケーション能力や問題解決力、協調性などのスキルをコンサルティング業界でも活かせるからです。

たとえば、コミュニケーション能力や問題解決力。

これらのスキルは、コンサルティング業界でも重要なスキルとなっております。

なぜならコンサルティング業界は基本的にチームで働くことが多いため、チームワークやコミュニケーション能力は必ず求められるからです。

したがって保育士がコンサルティング業界で活躍することは、十分可能性があるといえるでしょう。

なお、コンサルティング業界が求める人材像にも、保育士が持つスキルが重要視されています。

ですので、保育士がコンサルティング業界に転職すると、きっと活躍できると思いますよ。

保育士から異業種への転職｜コンサルティング業界で求められるスキルとは？

ここでは、コンサルティング業界で求められるスキルをご紹介します。

【保育士から異業種への転職｜コンサルティング業界で求められるスキル1】コミュニケーション能力

コンサルティング業界で求められるスキル1つ目は『コミュニケーション能力』です。

コンサルティング業界では、顧客とのコミュニケーションが非常に重要。

コンサルティング業界では、プロジェクトに関わるステークホルダーとの関係を築き、効果的なコミュニケーションを行うことが求められます。

そのため、「コミュニケーション能力」は必須のスキルになります。

【保育士から異業種への転職｜コンサルティング業界で求められるスキル2】問題解決能力

コンサルティング業界で求められるスキル2つ目は『問題解決能力』です。

コンサルティング業界では、顧客のビジネス上の課題や問題を解決することが求められます。

そのため、問題を正確に把握し、分析し、解決策を提供する「問題解決能力」が必要です。

【保育士から異業種への転職｜コンサルティング業界で求められるスキル3】分析能力

コンサルティング業界で求められるスキル3つ目は『分析能力』です。

コンサルティング業界では、多くの場合、ビジネス上の課題を分析することが求められます。

そのため、数値やデータを正確に読み取り、「分析する能力」が必要です。

【保育士から異業種への転職｜コンサルティング業界で求められるスキル4】プロジェクトマネジメント能力

コンサルティング業界で求められるスキル4つ目は『プロジェクトマネジメント能力』です。

コンサルティング業界では、多くの場合、プロジェクトをマネジメントすることが求められます。

そのため、スケジュール管理、コスト管理、リスク管理、チームマネジメントなどの「プロジェクトマネジメント能力」が必要です。

【保育士から異業種への転職｜コンサルティング業界で求められるスキル5】トレンドを追跡する能力

コンサルティング業界で求められるスキル5つ目は『トレンドを追跡する能力』です。

コンサルティング業界では、特定の業界に関する深い知識が求められることがあります。

そのため、業界に関する知識や「トレンドを追跡する能力」が必要です。

【保育士から異業種への転職｜コンサルティング業界で求められるスキル6】プレゼンテーション能力

コンサルティング業界で求められるスキル6つ目は『プレゼンテーション能力』です。

コンサルティング業界では、課題や提案をクライアントやチームメンバーに伝えることが重要です。

そのため、「プレゼンテーション能力」や、ストーリーテリング能力が必要になります。

【保育士から異業種への転職｜コンサルティング業界で求められるスキル7】リーダーシップ能力

コンサルティング業界で求められるスキル7つ目は『リーダーシップ能力』です。

コンサルティング業界では、プロジェクトやチームをリードする能力が求められます。

そのため、「リーダーシップ能力」が必要です。

【保育士から異業種への転職｜コンサルティング業界で求められるスキル8】外国語能力

コンサルティング業界で求められるスキル8つ目は『外国語能力』です。

コンサルティング業界はグローバルに展開している企業が多いため、英語などの外国語能力が求められることがあります。

したがって「外国語能力」は身につけておいたほうがいいでしょう。

【保育士から異業種への転職｜コンサルティング業界で求められるスキル9】技術的知識

コンサルティング業界で求められるスキル9つ目は『技術的知識』です。

コンサルティング業界では、ビジネスを支援するためにテクノロジーを活用することがあります。

そのため、ITやデータ分析などの「技術的知識」が必要です。

保育士から異業種への転職｜コンサルティング業界で求められるスキルとの差異

保育士が既に持っているスキルと、コンサルティング業界で必要とされるスキルの差異には、以下のようなものが挙げられます。

＜クライアントファーストのマインドセット＞

保育士は、子供たちの健やかな育成や教育が最優先ですが、コンサルティング業界ではクライアントファーストのマインドセットが必要です。

コンサルタントは、クライアントの要望やニーズを理解し、それを満たすために最適な解決策を提供することが求められます。

また、クライアントのニーズに応じて、自分たちのスケジュールやスタイルを柔軟に変えることができる「柔軟性」も求められます。

そのため、常にクライアントファーストのマインドセットを持ち、クライアントと良好な関係を築くことが、コンサルタントとして成功するためには必要不可欠です。

＜分析力と論理的思考力の必要性＞

保育士の仕事では、子供たちの「成長」や「発達」を促すための方法を考えることが基本であるため、「分析力」や「論理的思考力」はそれほど必要とされません。

一方、コンサルティング業界では、クライアントが抱える問題を深く分析し、論理的に解決策を導き出す能力が求められます。

＜プレゼンテーション能力＞

保育士は、保護者やチームメンバーに向けた報告などで、コミュニケーションスキルが必要ですが、プレゼンテーション能力はいりません。

一方、コンサルティング業界ではプレゼンテーション能力が必須。

コンサルタントは、提案や課題解決策をクライアントにプレゼンテーションする際に、わかりやすく説明する「プレゼンテーション能力」が必ず求められます。

＜ビジネス知識とマーケティングの知識＞

コンサルティング業界ではビジネスや市場に関する知識が必須。

クライアント企業のビジネスモデルや市場動向について理解し、クライアントの課題をビジネス的な視点から解決することが求められます。

保育士の仕事では、こうした「ビジネス知識」や「マーケティングの知識」は必要ありませんので、保育士が既に持っているスキルとの差異だといえるでしょう。

保育士から異業種への転職｜保育士の専門性はコンサルティング業界で評価されています

保育士は子供の成長を支援する専門職です。その専門性はコンサルティング業界でも高く評価されます。

たとえば、子育て支援や教育政策の提言、社会貢献プロジェクトなど、社会に貢献する取り組みに保育士の“知見”や“経験”が必要とされる場合があります。

これらの取り組みは、企業や自治体が行うものもあり、グローバルに展開する企業でも関心を持たれている分野です。

したがって保育士の方がコンサルティング業界に進むことで、自身の専門性を活かしつつ、社会に貢献することができる可能性があります。

また、グローバル企業での仕事になると、異文化コミュニケーションや多様な人々との協業スキルも求められます。

これらのスキルは、保育士の仕事で培われる“観察力”や“コミュニケーション力”をさらに高めることができます。

このようなことから保育士がコンサルティング業界に進むと、新しい可能性や“キャリアアップのチャンス”が広がると考えられております。

保育士から異業種への転職｜コンサルティング業界で通用するスキルを身につける方法

続きましては、コンサルティング業界で通用するスキルを身につける方法をご紹介します。

ぜひ、以下の方法を参考にしてスキルアップしてくださいね。

【保育士から異業種への転職｜コンサルティング業界で通用するスキルを身につける方法1】ビジネス書を読む

コンサルティング業界で通用するスキルを身につける方法1つ目は『ビジネス書を読む』です。

まずは、ビジネス書を読んで“コンサルティング業界”の基礎知識を学ぶことから始めましょう。

コンサルティング業界の概要や役割、ビジネス用語などを学ぶことで、業界のイメージが分かり、専門性を磨くことができますよ。

【保育士から異業種への転職｜コンサルティング業界で通用するスキルを身につける方法2】実務経験を積む

コンサルティング業界で通用するスキルを身につける方法2つ目は『実務経験を積む』です。

コンサルティング業界では、実務経験が重要視されます。

そのため、まずは実際に現場で働くことが大切です。

なお、自分のスキルに自信のある方は、大手コンサルティングファームや中堅企業に応募するといいでしょう。

【保育士から異業種への転職｜コンサルティング業界で通用するスキルを身につける方法3】コンサルティング業界に関する情報を収集する

コンサルティング業界で通用するスキルを身につける方法3つ目は『コンサルティング業界に関する情報を収集する』です。

コンサルティング業界の動向や最近のトレンドを把握することで、自分のキャリアアップにつなげることができます。

ですので、業界専門の雑誌やWebサイト、セミナーなどを活用して、積極的に情報収集することをおすすめします。

【保育士から異業種への転職｜コンサルティング業界で通用するスキルを身につける方法4】得意分野を見つける

コンサルティング業界で通用するスキルを身につける方法4つ目は『得意分野を見つける』です。

コンサルティング業界には、様々な専門領域があります。

そのため、自分が興味を持つ分野や得意分野を見つけ、その分野に特化した専門知識を身につけることが重要です。

保育士から異業種への転職｜コンサルティング業界で役立つ資格

コンサルタントに必要な資格はありません。

しかしコンサルティング業務を行う上で役立つ資格はあります。

ですので、コンサルティング業務に携わりたい方は、以下の資格を取得するといいでしょう。

【保育士から異業種への転職｜コンサルティング業界で役立つ資格1】ビジネス文書検定

コンサルティング業界で役立つ資格1つ目は『ビジネス文書検定』です。

ビジネス文書検定とは、実務技能検定協会が主催する民間の検定試験。

難易度別に1～3級まであります。

コンサルティング会社に転職すると、社内・社内を問わず、たくさんの提出書類を作成することになります。

ですので、ビジネスメールのやり取りに不安のある方はこの検定を受けておくといいでしょう。

【保育士から異業種への転職｜コンサルティング業界で役立つ資格2】中小企業診断士

コンサルティング業界で役立つ資格2つ目は『中小企業診断士』です。

中小企業診断士とは、経営コンサルタントとしての唯一の国家資格。

企業をさまざまな角度から診断し、適切なアドバイスができる人を認定する資格です。

最近では、日本版のMBA（経営学修士）ともいわれています。

【保育士から異業種への転職｜コンサルティング業界で役立つ資格3】経営コンサルタント資格（JACO）

コンサルティング業界で役立つ資格3つ目は『経営コンサルタント資格（JACO）』です。

経営コンサルタント資格（JACO）とは、経済産業省が認定する資格。

経営コンサルタントとしての業務に必要な基礎知識やスキルを有していることを証明します。

経営コンサルタント資格の保有者は、コンサルティング事務所や企業の経営者からの信頼度が高くなり、仕事の幅を広げることができます。

ですので、経営コンサルタント資格は、コンサルティング業界で非常に役立ちますよ。

【保育士から異業種への転職｜コンサルティング業界で役立つ資格4】経営分析士資格（JAA）

コンサルティング業界で役立つ資格4つ目は『経営分析士資格（JAA）』です。

経営分析士資格（JAA）とは、日本経営分析学会が主催する資格。

経営分析に必要な基礎的な知識やスキルを有していることを証明します。

経営分析士資格の保有者は、財務分析や企業評価、戦略立案などの分析業務において、高い専門性を発揮することができます。

ですので、経営分析士資格は、コンサルティング業界で非常に役立ちますよ。

保育士から異業種への転職｜保育士からコンサルティング業界への転職事例

ここでは、保育士からコンサルティング業界へ転職した方の事例を紹介します。

保育士からコンサルティング業界へ転職を考えている方は、ぜひ以下の事例を参考にしてくださいね。

＜保育士から異業種への転職｜保育士からコンサルティング業界への転職事例＞

Aさんは、保育園で保育士として働いていましたが、子育て支援や教育政策に関心があり、コンサルティング企業に転職を決意しました。その後、転職活動では、自己PRの中で、保育士として培ったコミュニケーション能力や課題解決能力をアピールし、コンサルティング業界においても貢献できることを伝えました。その結果、大手コンサルティング企業の採用試験に合格し、現在ではコンサルタントとして活躍しております。

＜保育士から異業種への転職｜保育士からコンサルティング業界への転職事例＞

Bさんは、保育士としての経験を生かしながら、社会的な課題解決に貢献したいと考え、NPO法人に転職を決意しました。その後の転職活動においては、保育士としての経験を通じて培った「子育て支援」や「教育に関する知識」をアピールし、NPO法人での活動についての熱意を積極的に示しました。その結果、社会問題解決に取り組むNPO法人で採用され、現在では、プロジェクトマネージャーとして活躍しております。

＜保育士から異業種への転職｜保育士からコンサルティング業界への転職事例＞

Cさんは、保育士として働いていたが、保育士としてのキャリアアップに限界を感じ、コンサルティング業界に転職を決意しました。その後の転職活動においては、自己PRの中で、保育士として培ったコミュニケーション能力やチームワーク、課題解決能力をアピールし、新たな分野に挑戦する意欲を伝えました。その結果、大手人材コンサルティング企業に採用され、現在では、人材採用や人材育成のコンサルティング業務に携わっております。